2015年09月07日

中東からの移民がヨーロッパへ入国

中東の紛争地からヨーロッパへ向かう移民のニュースが、最近、多くの画像や映像とともに報じられているため、注目しました。当初、受け入れに歯止めをかけようとしていたヨーロッパ各国政府ですが、移民の悲惨な現状を前にして、世論が変わり、受け入れ態勢が整備されつつあると報じられるようになってきました。また、駅などで足止め状態になっている難民に対し、民間人が自主的な支援活動に取り組む動きも出ているようです。


十分なケアを行わないまま難民を放置し、受け入れに消極的な各国を批判するニュースも見ますが、日本に当てはめて考えると、私たちには批判する資格はないように思います。各国にはすでに多くの移民がおり、職場や学校でも受け入れ態勢がまがりなりにも作られているからです。


日本は移民、難民の受け入れに消極的だと感じています。いぜん仕事で、外国人就労に関わる制度を調べたことがありますが、非常に面倒な思いをしました。管轄官庁が複数にわたっており、あちこちの官庁の資料を参照しないと就労にいたる条件や道筋が分からないのでした(就労というのは入国の一面でしかありませんが、きちんと就労できなければ移民先の社会で自立して生きていくことはできません)。非常に不親切な現状に、よほど優秀な技能を持っていない限り、外国人は受け入れたくないという国の本音が透けて見えた気がしました。
今回のEU各国の対応から、日本が学ぶべきことは少なくないのではないかと思いました。


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Posted by がんてつ娘  at 23:02 │Comments(0)日記

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